炭水化物ダイエットについて考える

こんにちは
食欲の秋到来です。夏から食欲満載ですが。

先日、同僚が出勤するや否や
「2か月で2.6Kg太ってしまった。痩せねば」
と言い出しました。

まあ、たしかに最近の彼女は

  • もう秋だというのに氷のガンガン入ったコーヒーやお茶をがぶ飲みする
  • その割にトイレの頻度は少ない
  • 顔がほてっているのか、暑がる

な具合で、なんかおかしい どうしたんだ?と気になってはいましたが。

よくよく話を聞いてみると
「最近食事の量が増えた」
「むくんでいる」「便秘がある」「疲れが取れない」とのこと。

食べたものがきちんと排出されていないのでしょう。

そんな彼女がダイエットをすると言い出したわけです。
それはいいことですね。
体重だけでなく、体の不調も改善されるはずです。

で、彼女が言い出したのは
「炭水化物をたくさん食べるダイエットだよ!」
「白ごはんをどれだけたべてもいいんだよ!」

・・・え?

「流行ってるんだよ!炭水化物だけダイエット」
「ごはんならどれだけ食べてもいいの!野菜高いし、ごはん減らしたくないし、絶対コレいい!」

そんなばかな。

というわけで、前置きが長くなりましたが(笑)、
炭水化物ダイエットについてちょっと調べてみました。

炭水化物ダイエット

炭水化物ダイエットには2種類あります。
1.低炭水化物ダイエット
2.高炭水化物ダイエット
それぞれ簡単に説明しますね。

1.低炭水化物ダイエット

一般的な「炭水化物抜き」ダイエットにあたります。
退治したいのは「糖質」。

食事をすると血糖値が上昇しますが、炭水化物はとくに血糖値を急激に上昇させてしまいます。
これが肥満の原因。

また、
炭水化物はからだや脳を動かすエネルギーになりますが、その反面
脂肪に変わりやすいものです。
エネルギーとして使われなかった分、つまり食べ過ぎたり、寝る前に食べたりすると
太りやすくなります。

そこで、
血糖値の上昇と蓄積を抑えようというのが
低炭水化物ダイエットの主旨です。

2.高炭水化物ダイエット

こちらが退治したいのは「脂質」。

高カロリーになりやすいおかずをとらないかわりに
炭水化物で補おうというもの。
どれだけ食べてもいいわけではなく、あくまで「おかずの代替え」です。

炭水化物は腹もちがよく、
満腹感を感じられますので「我慢」するストレスを感じにくいため続けやすい。
間食も抑えられるでしょう。

しかし、先述の通り
余った炭水化物は蓄積されてしまいますので
それを防ぐために運動が必須となります。

彼女の「どれだけ食べてもいい」は聞き間違いのようです。ご愁傷さま。

どちらのダイエットも短期的には効果はあるかと思いますが、
元の食事にもどるとまた太ってしまうリスクがありますね。
とりあえず、炭水化物ダイエットで短期間で体重を落として、そのあとは
正しい量とバランスの食生活をするのがいいでしょうね。

私としては、炭水化物がいいとか悪いとかいう以前に、

野菜足りてる?

って言いたいかな。
「痩せたい」って口癖のように言う人はだいたい野菜食べてない。
むしろ、食べてないことに気付いてすらいない。
…わたしの主観ですが(笑)

お野菜の話を、またいずれ。

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